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WOWOW
落ちぶれたカントリー歌手を好演したJ・ブリッジスが、アカデミー賞で主演男優賞に輝いた話題のヒューマン音楽ドラマ。酒に溺れた毎日を送る主人公に恋人ができるが……?
それまでのアカデミー賞で「ラスト・ショー」などで主演男優賞と助演男優賞あわせて4回もノミネートされてきたベテランのブリッジス(続く「トゥルー・グリット」でも主演男優賞候補に)が、この5回目でようやく初受賞。かつては売れっ子カントリー歌手だったが今はしがない毎日を送る主人公に、ブリッジスは自身のスター人生とそこで培った存在感を反映させた上、自身で挿入歌の数々を歌い上げるという一世一代の名演を披露。「ダークナイト」のM・ギレンホールや、R・デュヴァル、C・ファレルら競演陣も充実。
57歳のカントリー歌手バッドはかつてスターだったが、今や各地のバーなどをドサ回りする毎日。4回の結婚はいずれも失敗し、常にアルコールを手放せない。ある日、幼い息子がいる地方新聞の女性記者ジーンの取材を受け、彼女と愛し合う仲になるが、ジーンはバッドが酒を断つことを望む。そんなバッドは、以前の弟子で今は売れっ子歌手となったトニーから新曲を書いてくれと頼まれるが、引き受けるかどうかプライドから苦悩し……。