レーベル作成プロセス

タイトル切り抜きについて http://skyline.whitesnow.jp/custom/?p=7238

レーベル作成で最も手間と時間がかかるのが素材からのタイトル抽出です（多分） パスを使って切り取るのが基本ですが、ベジェ曲線に慣れるまでが大変なので自動選択ツールや消しゴム、アルファチャンネル等を混用される方が多いと思います。 色がはっきりしている場合は簡単に自動選択ツールで抽出できるのですが、複雑なもの（光彩のあるものや髪の毛、木の葉、込み入ったデザイン等々）は面倒です。 全て上手くいくとは限りませんが、そのような素材の切り抜きは下記の設定で成功することもあります。 図1　ツールパレットから背景消しゴムツールを選択。 図2　画像のように設定（基本設定です。制限や許容値の数値変更で効果が変わります） 使用法 タイトル内の残す色をスポイトツールで選択した後、背景の任意の場所を背景消しゴムツールでクリックします。 タイトルに背景消去の影響が出ない状態（重要）まで、消し残った背景色をクリックして消していきます。 クリック回数が多すぎるとタイトルまで消えてしまうので注意して下さい。 仕上げはマスクを追加してブラシツールで整えます。 ではサンプルとして、「Appaloosa」のタイトルを抽出してみましょう。 図１　素材を配置します（新規レイヤー、直置き、どちらでも可） 図２　スポイトで残したい色を選択後、黒背景の任意の場所を背景消しゴムツールで１回クリック。 光彩の雰囲気を残しつつ、ワン・クリックで背景消去ができました。 図３　処理確認のために新規背景レイヤー（Shift+F5 お好きな色で塗りつぶし）を作成してタイトルの下に置く。 クリックで拡大 背景が単色ということもありますが、この例だと、ほとんど分からないほど上手く切り取れました＾＾ パスや自動選択ツールではボカシや光彩効果のタイトル抽出がやや苦手なので、そういう時は重宝するかも知れません。 色の選択や数値変更、制限の可否等々で結果が変わるため、いろいろ試してみて下さい。

 

 

メインページに戻る

 

 

 

著作権・肖像権等は画像の製作・販売元に帰属します。
掲載しているレーベルは個人用途のみに使用し、再配布等は、おやめ下さい。