ベジェ曲線 -1

 




レーベル作成プロセス



ベジェ曲線 -1
ベジェ曲線をレーベル作成に使う目的は(絵を描くわけではないので)、主にタイトル切り抜き抽出(時に人物や部分背景も)です。 もちろん、抽出方法は他にも自動選択ツール、なげなわツール、マジック消しゴムツール、背景消しゴムツール、 アルファチャンネル、レイヤーマスク等々状況に応じて使い分けますが、スムーズな曲線を描くには不可欠な習得しておきたいテクニックです。 最初は思うようにいかないかも知れませんが、慣れれば非常に便利ですので、コツを掴むように練習して下さい。
なお、タイトル切り抜き目的の必要最小限の説明ですから、言葉足らずが多くて悩むかも知れません^^;
恐縮ですが、それ以上の情報は「photoshop ベジェ曲線」でググルということで、ご容赦願いますm(_ _)m


☆ベジェ曲線 3つの基本

●その1 用語

1. アンカーポイント(クリック点) 2. セグメント(2点のアンカーポイントを結ぶ線)

3. 方向線(ハンドル) セグメントの方向と強さを調整する → クリック&ドラッグで出てくる


いわゆるベジェ曲線と言われるものは、簡略して上記3つの用語を組み合わせてパスを描くことを指します。
以下に、その用例を示します。


●その2 使い方

直線 → クリック

曲線 → クリック&ドラッグ (方向線が出る → 曲線になる)

直線から曲線 → 切り替えツール

曲線から直線 → 切り替えツール

曲線から折れて曲線 → 切り替えツール


切り替えツールは、ツールパレットのペンツール内にあります。
但し、作業効率化のために後述の方法を常用しています。

その他、主に修正用ですが下記のツールも用います。

アンカーポイント追加ツール (ペンツールをセグメント上でクリック)
アンカーポイント削除ツール (ペンツールをアンカーポイント上でクリック)




●その3 修正する

パス選択ツールを使って修正します。
これも下記の方法で効率化を図ります。


切り替えツールやパス選択ツールはツールパレットでその都度変更してもよいのですが、
キーと連携させると効率よく作業を進めることができます。

★ペンツールを使用中にキーを組み合わせる

ペンツール + Altキー (押している間は切り替えツールになる)
ペンツール + Ctrlキー (押している間はパス選択ツールになる)


パス選択ツールの使い方

実際に修正をしてみましょう。取り敢えず、適当な曲線(直線)を描いて下さい。


Ctrlキーを押すとカーソルが白矢印になるので、押した状態で任意の方向線(アンカーポイント)をクリック。


そのまま上下左右にドラッグすると、セグメントが様々に変わります。


切り替えツールの使い方

適当な曲線(直線)を描いて下さい。


Altキーを押したまま任意のアンカーポイント上に持っていくとカーソルが矢印になるので、クリック。
方向線が削除され、曲線が直線に切り替わりました。



再度クリック&ドラッグすれば方向線が出てきて曲線に戻ります。


また、方向線上でクリック&ドラッグすれば方向線の分割、アンカーポイント上でドラッグすれば
分割した方向線連結の切り替えが出来ます。


いきなり一度で仕上げるのは困難ですから、これらの方法で自由に修正しながら完成させていくことになります。


以上、ベジェ曲線の基本的な使い方を列記しました。
最後にベジェ曲線作成の留意点をまとめると、下記のようになります。

●アンカーポイントを出来るだけ少なくする。
●アンカーポイントは、どこでも打ってよい。角は必ず打つ。
●後から修正することを大前提として始める。(最初は大雑把でよい)
●滑らかなカーブを描くコツはポイントとポイントの間に3分の1程度の長さの方向線を出す。
●あれこれ位置を動かしたり方向線を調整しても思い通りの曲線にならない時は、アンカーポイントを追加(削除)して修正する。



次頁では切り抜きのプロセスを、画像でご説明いたします。



 

 

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